歌手のロザンナ(73)と娘でモデルの万梨音が27日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。

 ロザンナは、1968年に出門英とデュオ「ヒデとロザンナ」を結成。75年に出門と結婚し、二男一女に恵まれた。

 3年前に同番組に出演後、未破裂脳動脈瘤で1か月に2度、開頭手術を受けたという。「うち帰る途中に(脳の専門外科が)あるんですよ。(娘が)『止めて!』って、背中を押されるかのように(病院に車が)入って行ったんですよ。行って(MRIを)撮ったら、見つかっちゃいまして、(医師から)『脳動脈瘤だね。3個あるんだよ未破裂のやつが。良い病院があるから、そっち行って、もう一回検査してもらって』って」

「結局、開けたはいいですけど、(未破裂脳動脈瘤は)3つのはずが5つあったんですよ。1回手術して、2つ残ったわけです。経過も良くて、一旦帰ったんです」と経過を説明。万梨音は「70代とは思えない回復力だったので、1か月の間に2回開頭手術をして」と言うと、ロザンナは「9時間かかったんです。手術室なんて見たことないし、扉の向こうに何が待ってるんだろうって」と当時の心境を語った。

 前回出演した「徹子の部屋」の放送は病室で見たという。「看護師さんに『ちょっとだけ一緒に見ていいですか』って。みんなで見てね。『徹子の部屋』に出させてもらって、万が一ここでダメだったとしても、あの番組撮れてたから良かったなって、もう一回現役で出られてうれしい」と語った。