元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が10日、TBS系「ゴゴスマ―GO GO! Smile!―」に出演。東京都知事選挙に言及した。

 小池百合子都知事はこの日、自民党東京都連が小池氏を支援すると方針を決めたことについて、「各所からさまざまなエールも送っていただいております。しっかり受け止めていきたいと思っております。また保守の方々からのご支援、大きなエールもいただいております」と語っていた。

 都知事選には立憲民主党の蓮舫参院議員が立候補を表明している。橋下氏は「お互いずっと駆け引きをやりすぎてしまっている。僕は大阪府民ですから東京都知事選の1票はないんですけど、都知事選が本来の選挙になってないなと思います」とバッサリ。

 続けて、「蓮舫さんは政党間対決に持ち込みたい。自民党は政治とカネ問題で支持率ガタ落ちですから、小池さんイコール自民党ってイメージを作り上げて、自民党たたきをしていくと。小池さんは、それをやられたくないんで、政党間対決を避けるために確認団体ってのを入れる」と説明した。

 さらに「まだ公約がお互い出てきてないんですよ。日本の首都決戦ですよ。本来公約って、大阪だったら1か月前ぐらいからお互いの公約を候補者が出して、散々メディアで検証します」と指摘。さらに、「お互い駆け引きで蓮舫さんは小池さんが出してから出す。小池さんは、現職の都知事ですから公約をあえて出さずとも『今やってる都政を見てください』で、ずっと進めてるでしょ。僕は蓮舫さんがチャレンジャーって。やっぱり蓮舫さんから出して仕掛けないと」と自身の要望を述べた。