欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦(30日=日本時間1日)、レアル・マドリード(スペイン)は敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2―2で引き分けた。前半24分にブラジル代表FWビニシウスが先制弾をマーク。後半に1―2と勝ち越しを許すも38分に得たPKを再びビニシウスが決めて追い付いた。

「事実上の決勝戦」と言われる名門クラブによる決戦。カルロ・アンチェロッティ監督は「Bミュンヘンは最高のバージョンを見せた。私たちは(第2戦が行われる)来週の水曜日(8日=同9日)にそれを見せる時間がある」と語り、FWロドリゴは「勝てなかったとしても負けないという決意をしていた。引き分けは良い結果だ。我々はチャンピオンズリーグを知っている」と、勝利に自信を示した。

 通算15度目の欧州CL制覇を目指すRマドリードは、1月18日にスペイン国王杯でアトレチコ・マドリードに敗れて以降、公式戦19試合負けなし(13勝6分け)。今季CLも11試合で8勝3分けと無敗を誇る。有利なホームでファイナル進出を確実に勝ち取るはずだ。