今季からウエスタン・リーグに参入している「くふうハヤテベンチャーズ静岡」(静岡市)は2日、元ロッテ・谷川唯人捕手(21)が同日付で退団したと発表した。

 球団公式サイトを通じ、退団理由について「球団調査により、度重なる無免許運転の事実が発覚したため」と説明した。

 谷川は立正大淞南高(島根)から2020年育成ドラフト1位でロッテに入団。しかし、21年4月に鏡視下腰椎椎間板ヘルニア摘出術を行うなど故障に泣かされが、イースタン・リーグで22年は80試合で打率1割1分9厘、23年は89試合で打率2割2分2厘だった。結局、支配下登録されることなく、昨季限りで戦力外となった。

 今季からくふうハヤテに入団し、ここまでウエスタン・リーグで10試合に出場し、20打数4安打で打率2割、0本塁打、0打点の成績を残していた。

 球団は「本件については、地元警察当局へ報告を完了しております」とコメント。谷川本人は無免許運転を繰り返していたことを認めているという。