男子ゴルフの松山英樹(32=LEXUS)は9日、同日開幕の米ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権」(ノースカロライナ州シャーロットのクウェイルホローC=パー71)を棄権した。

 初日を前に〝苦渋の決断〟をした松山は、米男子ゴルフツアーを通じて「今朝の練習中に背中の張りに悩まされたが、第1ラウンドを開始できるほど回復しなかった」とし「ウェルズ・ファーゴとクウェイルホローのみなさまの温かいおもてなしに感謝したいと思う。今日は準備ができなくて残念。また素晴らしいイベントが開催されることを祈っている」とコメントした。

 松山が大会を棄権するのは昨年8月の「BMW選手権」以来。今大会は4月の今季メジャー初戦で38位だった「マスターズ」以来、約1か月ぶりの実戦になるはずだった。次週にはメジャー第2戦「全米プロ選手権」(16日開幕、ケンタッキー州)を控えている中、松山の状態が懸念される。