新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(11日、千葉で開幕)の公開会見が10日に行われ、開幕前に優勝トロフィーが破損するという前代未聞の事態が勃発した。

 開幕前日のこの日は、出場全選手が公開会見に出席。事件はBブロックの出場選手入場時に起きた。「ハウス・オブ・トーチャー」のIWGPジュニアヘビー級王者・SHOは壇上にあったトロフィーを勝手に手にしてポーズを決めると、台の上に戻そうとした際に床に落下させてしまう。さらに直後に登場した「バレットクラブ」の石森太二は、明らかに故意にトロフィーを台の上から床に叩き落とした。

 一連の悪行のダメージにより、トロフィーの先端部分がポッキリと折れてしまう非常事態が発生。ロビー・イーグルスが噛んでいたガムで無理やり接着させる応急措置が取られたが、高橋ヒロムがは「これはないわ…」とドン引きしていた。

 また、エル・デスペラードも大会後に「X」を更新し「壊れたトロフィーなんか誰もいらねえんだから弁償して新しく作っとけよ壊したやつ」と怒りの投稿。ジュニアの祭典は、開幕前日から波乱ムードだ。