日本サッカー協会(JFA)は26日、「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」を千葉県内で開催。日本代表MF南野拓実(モナコ)、同MF中村敬斗(スタッド・ランス)、なでしこジャパンのDF清水梨紗(ウェストハム)、U―23日本代表GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が参加した。

 イベント終了後、取材に応じた南野は「チームとしてはノルマを達成できたシーズンなので、いいシーズンで終えることができた。すぐまた代表(活動)があるので、そっちに向けていい準備をしていきたい」と充実の表情を浮かべた。所属のモナコはフランス1部で2位に躍進し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。自身も9ゴール6アシストとエース級の活躍を見せた。

 同じフランス1部でプレーする中村は今季4ゴール1アシストでチームは9位。「僕らは来季の欧州(大会)の出場権を取ることはできなかったけど、最後は試合に勝って終われて、いい締めくくりはできた」と振り返った。

 また、今夏のパリ五輪で大岩ジャパンの守護神として期待が高まる小久保は「個人的にはなかなか試合に絡むことがなかった」と反省。それでも「得たものもあるので、それを代表で見せていきたい」と誓っていた。