青森花火大会実行委員会(青森市、青森商工会議所、青森観光コンベンション協会、東奥日報社で組織)は24日、青森市の東奥日報新町ビルで会合を開き、青森ねぶた祭最終日の8月7日に開く今年の花火大会の要項案などを承認した。有料観覧席は昨年と同じく1万5660席設ける。

 有料観覧席は、青い海公園と同公園西側、青森港新中央埠頭(ふとう)の3エリアに、ねぶたの海上運行を近くで見ることができるS席(1万2527席)とA席(3133席)の2種類用意する。料金はいずれも税込みでS席5500円、A席4500円。

 今年も県民限定のインターネット先行予約抽選販売枠を設ける。S席とA席で計千席を予定。6月中に受け付けを始め、一般販売の開始前までに当落を知らせる。

 個人向けチケットは7月上旬から販売予定。対面販売せず、大会ホームページや専用電話、コンビニエンスストアで受け付ける。詳細は今後ホームページや東奥日報紙上で告知する。

 大会当日は青森港で午後7時15分に花火の打ち上げを始め、同9時に終了予定。ねぶたの海上運行は計4台を予定し、午後7時ごろに入港する。荒天時は8月8日の同時刻に延期する。荒谷達也実行委員長(東奥日報社取締役事業局長)は「今年は第70回の記念大会。特別なプログラムを用意している」と語った。

 問い合わせは実行委事務局(東奥日報社事業部内、電話017-718-1135)へ。