青森県東北町の「みどりの大地とロマンの森公園」内にある古民家「まなか」で23日、そばもち作り体験会が行われ、参加者10人がいろり端で焼きたてのそばもちを味わった。

 まなかを活用した農家レストラン「まなかのカフェ」が6月1日から今年の営業を開始するのに合わせ、同カフェを運営する町の女性グループ「東北町特産品販売促進協議会」(江刺家りつ子会長)が開いた。

 参加者は同協議会のメンバーに教わりながら、そば粉などをこねて生地を作り丸く成型。串を刺していろりの炭火で焼き、熱々をほお張った。同町の蛯沢美也子さん(62)と友人の蛯澤文子さん(65)は「思ったよりも簡単だった。いろりで焼く雰囲気が楽しかった」と話した。

 この後、同カフェのメニュー「まなかランチ」が提供され、参加者はナガイモや小川原湖のガニ汁など地元産の食材をふんだんに使った料理を堪能した。

 今年は10月までの毎月第1土曜日、予約のみの営業となる。営業時間は午前11時〜午後2時で、ランチは1800円(税込み)。8人以上の団体は随時予約を受け付ける。問い合わせは同協議会(電話080-6040-4769)へ。