青葉賞を制したシュガークン
青葉賞を制したシュガークン

日本ダービー2024

[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル]

 キタサンブラックの半弟で青葉賞を制したシュガークン(牡3・清水久)が10日朝、GⅠ日本ダービー(26日=東京芝2400メートル)へ向けて栗東坂路コースで2週前追い切りを行った。

 吉村(レースは武豊)を背にラチ沿いをゆったりとしたペースで進んで感触を確かめる程度だったが、軽快に駆け上がって4ハロン57・4ーラスト1ハロン13・4秒をマーク。本番と同じタフな東京2400メートルを走った後だがシッカリとリフレッシュできている。

「ちょっとやる程度のつもりだったので予定通り。何も問題ないですし、ずっといい状態をキープできていますね」と清水久調教師は水曜に帰厩してから順調にメニューを消化できていると話した。

「昨年に入厩してきたときよりも丸みが出て馬体は成長していますし、つくところに筋肉もついてきましたね。(キタサン)ブラックの皐月賞、ダービー当時に比べてもそう変わらないと思う。ただ、ブラックは秋以降にガラッと変わって4歳は丸1年、成長しっぱなしでしたからね。同じように成長してくれれば楽しみですね」と同師は偉大な兄と同じような成長曲線をたどってほしいと願っていた。

著者:東スポ競馬編集部