オークス2024

[GⅠオークス=2024年5月19日(日曜)3歳、牝馬限定、東京競馬場・芝2400メートル]

 牝馬クラシック第2冠のオークス。ここではオーソドックスに「プレゼンター」からサインを探していきたい。

 オークス当日の表彰式プレゼンターを務めるのは、俳優、モデルの佐々木希(2月8日生まれ)。自身は秋田出身で、お笑い芸人の渡部建と結婚し、2児の母でもある。

 競馬にあまりなじみがない有名人が競馬場に来場した場合「もし、その当人が馬券を買うとしたら…」と考えるのが〝プレゼンター式サイン馬券〟の考え方。当人のビギナーズラックに乗っかろうというわけだ。

 では、佐々木希ならどの馬を買うのか。2児の誕生日は公開されていないが、先日に更新されたインスタグラムでは、母の日に5歳長男から贈られたメッセージカードを紹介。そこには「ままありがと」の言葉とともに、黄色とオレンジ、ピンクのハートマークが書かれていた。

 馬関連では、熊本の牧場で乗馬を楽しむ様子も投稿されている。その際に乗った馬の名前は「のんちゃん」。自身と同じニックネーム(希=のぞみ、のんちゃん)との〝奇跡の一致〟が話題となっていた。

 となれば、オークスで買いたくなるのは黄色(5枠)、オレンジ(7枠)、ピンク(8枠)にいる「のんちゃん」ではないのか。まず、目につくのは5枠9番のラヴァンダ。馬名の由来はラベンダーで、秋田には有名なラベンダー園がある。そして騎手は岩田望来(みらい)。読み方は違えども「望=のぞみ」だ。

 しかし、さらに強力な馬が8枠にいた。それが17番のタガノエルピーダで、馬名の由来は「冠名+希望(ギリシャ語)」と、そのものズバリというわけだ。

 さらに8枠には佐々木希が買いたくなる〝仕掛け〟もしてあった。16番ショウナンマヌエラ、17番タガノエルピーダ、18番ランスオブクイーンの1文字目を順に読むと「シタラ」となる。バナナマン・設楽統は、夫の渡部建にとっては売れる前からの〝盟友〟だった。

 その一方、レース直前の5月16日に結婚が発表された、高橋一生(12月9日生まれ)と飯豊まりえ(1月5日生まれ)の話題にも触れておきたい。

 オークスは牝馬のレースなので、優先したいのは飯豊まりえ側。同じ誕生日の津村明秀(1月5日生まれ)が騎乗する1枠1番ミアネーロをマークしつつ、今回注目された「17歳離れた年の差婚」ということからも、8枠17番タガノエルピーダが浮上する。

 同馬の馬名には、高橋一生の演じた岸辺露伴の決めゼリフ「だが断る」の「ダガ」も内包! 複数の示唆に富んだ「ギリシャののんちゃん」から目が離せない。

著者:東スポ競馬編集部