記録を更新したルメールは「11」ポーズ
記録を更新したルメールは「11」ポーズ

 26日の東京4R・3歳未勝利戦でアンパドゥが勝利し、騎乗していたC・ルメール(45=栗東・フリー)が自身の持つ騎乗機会連続連対記録を「11」に更新した。

 前日(25日)の東京で5勝2着2回。先週19日の東京9Rから続く連続騎乗機会連対を「10」とし、以前に自身が2度マークしたJRA記録に並んでいた。この日の初戦となった東京4Rでは前半こそうながしながらの追走だったが、直線でトップギアに入ると1頭だけ次元の違う伸び脚で差し切り、新記録樹立のVゴールを決めた。

「いいスタートだったし(展開が)流れてくれたし…最後300メートルはすごくいい脚を使って、まっすぐ加速してくれたね」。メモリアルレースをそう振り返ったルメールは記録について聞かれると「やったー! 11回連続は信じられないね。先週は7勝を挙げてオークスを勝っていい週末だったし、昨日も7頭がよく頑張ってくれていたからね。エージェントや厩舎のおかげで自信を持って競馬ができたよ。To be continuedだね」とさらなる記録更新を約束した。

 3月30日のドバイターフで落馬負傷し、今月5日から戦線復帰。先週のオークスをチェルヴィニアで制したのに続いて新記録達成と、エンジン全開の名手がいよいよ無双モードに入ってきたようだ。

著者:東スポ競馬編集部