西八王子駅周辺を地元グルメと音楽で盛り上げる「第1回西八マルシェ」が、西八商栄会(磯間光夫会長)の主催で4月19日から21日まで開催され、家族連れなど多くの人で賑わった。

「駅周辺に飲食店が集まる西八王子の特徴を生かしたイベントを」と同会の飲食店部会が中心となり企画した初イベント。限定メニューを用意した20店舗を巡るスタンプラリーが3日間にわたり行われ、最終日にはキッチンカーや模擬店が並ぶ「食フェス・マーケットフェス」、和太鼓やバンドが出演する音楽ステージも催された。会場で風船を配り、目の不自由な人に角膜を提供する「献眼登録」(アイバンク)への協力を呼びかけた東京八王子中央ライオンズクラブ(中原信之会長)は「1人で最大2人の目の不自由な人を助けられる。より多くの人にご協力いただければ」と活動への思いを語った。障害福祉サービス事業所の手作り品などを扱うブースも出店し、東京八王子北ロータリークラブ(君島信郎会長)が来場者に甘酒を振る舞って集客に協力した。また八王子桑志高等学校の「爽瞬太鼓」が和太鼓を披露し、八王子学園八王子中学校・高等学校のボランティア部の生徒がスタッフとして協力するなど、学生の参加も目立った。

初のイベントを終え、磯間会長は「今回を参考に、今後の開催方法や内容を考えていきたい。いずれは西八夏まつりに並ぶイベントにできれば」と展望を語った。