「遺伝性のがんを、家族にどう伝える?」をテーマとしたワークショップが、5月11日(土)にユニコムプラザさがみはらで開かれる。主催は婦人科がん患者団体「ウィメン&キャンサー(WCAN)」。

講師は東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター公共政策研究分野准教授の李怡然(りいぜん)氏。「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」当事者へのインタビュー調査を行い、親族や家族へのリスク告知について研究する李氏と婦人科がんと遺伝について考える。

同団体は2017年から不定期に患者向けイベントや交流会を開催。21年12月に「一般社団法人ウィメン&キャンサー(WCAN)」として組織化。現在は3人の婦人科腫瘍専門医をアドバイザーに迎え、科学的根拠のある医療情報の収集と発信、セミナー開催、患者支援活動を行っている。代表の瀬下美和さんは日本婦人科腫瘍学会「子宮体がん診療ガイドライン2023年版」評価委員などを務める。

午後1時30分から3時。参加料は千円。WCAN会員は無料。申し込みは右記二次元コードを読取り。