市民に「キャッシュレス納税」の活用を促すための街頭キャンペーンが、5月10日にJR八王子駅前で行われた。

自動車税や固定資産税などの納期に合わせて、八王子都税事務所、八王子税務署、八王子市、八王子納税貯蓄組合連合会が共同で毎年5月に実施しているキャンペーン。今回は4団体から34人が参加して、駅北口のマルベリーブリッジと駅構内通路に分かれて、駅利用者らに声をかけながら、啓発チラシやネッククーラーなどのグッズが入った不織布バッグ1000セットを配布して、キャッシュレス納税の利用を呼びかけた。

利用率70%目指す

キャッシュレス納税は、納税者の利便性向上や社会全体の生産性向上につながるとして、東京都主税局も2030年に利用率70%を目標に掲げて取り組みを強化している。同事務所の諏訪公二所長は「我々も関係団体や金融機関などと連携しながらPRを続けていきたい」と話した。