奉仕団体の横須賀ライオンズクラブ(山本賢寿会長)は5月19日、結成60周年記念式典を本町のヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開催した。メンバーと関係者を合わせて約300人が顔を揃え、節目を祝った。

同クラブは設立当初から地域の清掃や災害復興支援、献血協力の呼びかけといった社会奉仕活動に取り組んできた。

今回は60周年事業として、世界の子どもたちに医療用ワクチン(464人分)を届ける取り組みや横須賀市消防局に災害対応バイクを5台寄贈したほか、生活困窮世帯の生徒に学習サポートを行うNPO団体や市内で活動する野球・サッカー・ゴルフの各競技団体に活動支援金を提供した。

山本会長は「私たちのクラブは、人々の幸福を追求する奉仕をめざし、地域社会への活動に力を注いできた。取り組みを通じて出会った笑顔が喜びであり原動力」と挨拶し、継続していくことを誓った。