もしもの時に備えておきたい20点余りのアイテムを即座にまとめて持ち出せる「防災リュック」。女性向けの必需品を揃えたセット等もあり、用途や必要人数に合わせて中身の選択もできるため、導入を検討する自治会や町内会が増加している。

高津区・子母口南町内会(中島和夫会長)でも、防災リュックを人々に知ってもらおうと試験的に購入。自主防災訓練の会場で展示スペースを設け、その利便性の高さなどを周知している。

リュックの実物は現在、同会役員宅のガレージに格納されており、近隣住民らの希望に応じ随時、セット内容などを紹介。地域に普及させていきたい考えだ。