二ヶ領用水に隣接する今井上町緑道が、このほど一新された。

今回、舗装やベンチ等が老朽化していることからリニューアルに向け、今年1月に着工し、3月に完成。緑道の歩道は、石畳から段差のない舗装に。ベンチも一新し、新たに9つの花壇を設置。これらの花壇は、近隣の保育園園児たちが花植えを行い、今後も緑の活動団体「今井上町クローバークラブ」と9園で維持管理していく。

同緑道は、農業用水として使われていた二ヶ領用水の山王橋付近から小杉十字路の近くまでを結ぶ全長約300mの遊歩道。1980年年10月に開設され、多くの人に親しまれてきた。

今年開催される「全国都市緑化かわさきフェア」のコア会場・等々力緑地と武蔵小杉駅を結ぶ「おすすめルート」にも設定されている同緑道。区道路公園センターでは「水辺の風景と色とりどりの花で市内外の人たちに楽しんでもらえれば」と話している。