「コミュニティハウス片瀬山」で14日、電動車いすの試乗会が行われた。藤沢市のデジタル推進事業の一環として企画されたもので、辻堂のロボット展示施設「ロボテラス」で電動車いす展示に協力する(株)サンオータスが車両を用意した。

片瀬山は坂道が多い地形で、電動車いすの有効性を感じてもらうため会場に選ばれた。この日は近隣の住民ら15人が参加。段差に強く、旋回性能が高い最新型の電動車いすなどがあり、乗り心地や速度、旧型との比較を体験した。参加した90代の女性は「歩くよりも楽で便利。歩道の段差が少なくなるなど、道路づくりも配慮されたらなお良いと思う」と感想を話した。