大井町図書館などで読みきかせや話し手の養成などを行う「おはなしキャンドル」(香川真代美・香川五月共同代表)がこのほど、令和6年度子供の読書活動の優秀実践団体として、文部科学大臣表彰を受賞。5月15日に小田眞一町長を表敬訪問した。

文部科学省は2002年から子供の読書活動について特色ある優れた実践を行っている学校、図書館、団体(個人)等に対し、大臣表彰を行っている。今年は団体部門は、全国で46、県内で3団体が受賞した。

「おはなしキャンドル」は諸星由紀子さんが1985年に設立した。現在の会員は10人。大井町の図書館で月1回のおはなし会を開くほか、小学校での朝読書・出張授業、幼稚園等での読み聞かせといった活動を行う。また、読み聞かせボラ育成にも熱心だ。

受賞について諸星さんは「好きなことを続けてきただけなのに光栄です。身近な大人と一緒に本を楽しむことによって、子どもたちに読書の習慣が身について欲しい」と話した。