(株)緑山スタジオ・シティが運営する日本最大規模のコンテンツ制作スタジオ「TBS緑山スタジオ」で5月18日、青葉区民が施設見学やドラマの撮影体験を行った。普段は見られないスタジオの裏側を参加者は楽しんでいた。

今年迎える青葉区制30周年を受け、記念事業実行委員会が区内を拠点とする企業や団体の施設見学や業務体験などを通じて区民に魅力を知ってもらう事業の一環。繋がりを深めてもらうことも目的に企画された事業で、5月から11月にかけて、各企業や団体が様々なプログラムを用意している。

当日はスタジオのミニセットを使って役者やカメラマン、ディレクター、音声などに分かれ、模擬ドラマの撮影体験を行なったり、実際に撮影で使用されているドラマセットや美術セットの製作工場の見学などを楽しんだ。

また、今回は約8万坪の広大な敷地を活用できればと青葉消防署の協力の下、参加者は屋外で放水訓練や消防車両の見学も行った。

姉弟で参加した坂部遙さん(高3)は「進路を考える時期でもあり、地元企業を実際に見ることができ、凄くいい機会になった」と振り返った。