たまりBA(ば)こづくえ(高瀨勝代表)は5月22日、城郷小机地域ケアプラザでトイドローン体験と割りばし鉄砲遊びを行った。

同団体は子どもたちが安心して楽しく過ごす「場」、学校を超えてふれあう「場」、子どもと地域がつながる「場」、工作やゲームを通じて学び、教えあう「場」づくりを毎月2回実施している。今回は、同じ地域で活動する「ひみつきち」代表の光銭晃子さんと、ボーイスカウト横浜第20団の団委員長、井坂聡さんと共に開催した。

ひみつきちは駄菓子屋やドローン教室を開き、子どもが気軽に遊びに来られる場を作っている。光銭さんによると、ドローンとゲームの操作は空間認識や手先の器用さ等親和性があるという。引きこもりの子ども等がドローンをツールに交流することも目的の一つ。

井坂さんは、割りばしと輪ゴムを使った割りばし鉄砲の製作やその鉄砲で菓子の的を狙う遊びを開催。

参加人数は31人。初めてドローンを操作した新津翔大さん(小6)は「難しかったけどお菓子が取れた」と笑顔を見せた。

光銭さんは、「自信がなくて踏み出せない子どもがいて、失敗しても大丈夫という安心感やできた時の達成感を覚えてもらうことに取り組んでいきたい」とし、高瀨さんは、「子どもたちがたくさん来てくれて、お手伝いの人も頑張ってくれて嬉しい」と目を細めた。