南吉田小学校=南区高根町=の授業で6月7日、田植えが行われた。

男子プロバスケットボールクラブ「横浜エクセレンス」の地域活動の一環。地元農家の応援を目的に、横浜市スポーツ協会が運営する横浜武道館と(株)ミツハシと連携した横浜市産「はるみ」の米作りに参画している。これを原料米として昨年からオリジナル商品として販売している「横濱武道舞(米)」を、児童と一緒に育てていく。

当日は5年生の児童約100人が参加。田植えから収穫までの流れや横浜の米の生産量などの講義を受けた後、クラスごとに分かれて中庭の花壇で田植えを行った。

講師を務めたミツハシ事業開発本部コンシューマー開発部商品企画課長の山邉恵一郎さんは「南吉田小は昔、吉田新田があった場所。自分たちが食べるお米は自分たちで作ろう、という思いで田植えをしてもらえたら」と話した。5年生の遠山雅仁さんは「横浜での田植えは貴重な体験。自分たちで育てたお米を食べるのが楽しみです」と笑顔を見せていた。