このようにスキルマップをゼロからAIで作成するのもよいですが、自分が考えて洗い出したスキルカテゴリーをChatGPT に読み込ませて、「〇〇スキルの領域として、以下のリストに不足しているものを追加して」と検証させるのも使い方のひとつです。

リスキリング大全 (出典:リスキリング大全)

自分が考えたものを読み込ませて検証する以外にも「AIビジネスを学習する人向けの講座を作りたいので講座のアジェンダを考えて」「AIについて学ぶための書籍を書きたいので、目次を考えて」など色々な観点で問いを立ててみましょう。

最後は人に頼ることでブラッシュアップ

応用編ですが、このようにして作ったスキルマップをその道の先達や専門家、先輩、上司などにスキルマップを見せてアドバイスをもらうとよいでしょう。その道の先輩や専門家に見てもらえば、より適切なカテゴリー分類を教わったり、おすすめの書籍や学び方を教えてもらったりすることができます。

そうすると、スキルマップや、このあと作成することになる学び方マップの精度をいっそう高めることが可能になります。恥ずかしがらずに、どんどん人に見てもらいましょう。 それが、効率よく学習する近道なのです。

大人の学びに効率化は不可欠。新たに学びたいと思った気持ちが高まっているうちに、AIに任せられることは任せて、人間にしかできない学びを深めていきましょう。

著者:清水 久三子