スキルマップには、絶対に守らなければならない書き方はありません。あくまでも重要なのはスキルや知識の全体を俯瞰できるようにすることですので、色々と書き出しながらカテゴリー分けしていけば十分です。

スキルマップは、一度作成したら終わりではありません。 随時書き加えたり、変更したりします。あとで書き加えたり修正したりすることを考慮すると、手書きでなくデジタルで作成することがおすすめです。

AIができることならAIに全力で頼る

「この仕事ではこういうスキルが必要です」と明確になっていれば、まずはそれを頼りにスキルや情報のカテゴリーを作ります。それがない場合、基本の作り方は2つあります。どちらか1つだけでも構いませんが、組み合わせることでさらに精度が高まります。

① 書籍の目次を参考にする

最もオーソドックスな方法は、書籍のカテゴリーや目次を参考にすることです。スキル系なら「入門書」、業界の専門知識系を学ぶなら「業界本」の目次が、そのままスキルマップのカテゴリーとして使えます。

② ChatGPTなどの生成AI を使う

カテゴリーを洗い出すのに、AIを使うのがおすすめです。Google などの検索エンジンで探す場合、まとまったページが見つかればよいですが、大抵はバラバラのページに書かれていて、それぞれの内容も一長一短であることが多いでしょう。

それらを読みこんで、カテゴリーを作っていくことは思いの外、時間をとられます。そんな時にとても便利なのが生成系のAIです。

生成系AIは、文章、ストーリー、画像、動画、音楽など、新しいコンテンツやアイデアを作成できるAIの一種です。 膨大な量のデータで事前にトレーニングされた大規模モデルを利用しており、問いや、お題を与えると高度な文章やコンテンツなどのアウトプットを提示してくれます。

この生成系AIにスキルマップの作成を手伝ってもらうことで、学習の目標達成へ効率的に近づくことができるのです。