凝ってる!

銀座線の「特別仕様車」がさらにレトロに

 東京メトロ銀座線では、運行される1000系電車全40編成のうち2編成が、同線開通当時の旧1000形をモチーフとした「特別仕様車」となっています。東京メトロは、この特別仕様車を、銀座線開業当時のレトロさをさらに感じることができる状態に変更し、2024年5月3日(金・祝)〜6日(月・休)に限定運行します。

 特別仕様車は通常の1000系と比べると、前灯が1灯式に変更されているほか、塗装が異なるなどの相違点があります。外装だけでなく、内装も旧1000形を想起させる仕様。手すりや握り棒が真鍮色となり、吊り手の形が涙滴型の「リコ式」風となっていることも特徴です。

 今回の限定運行は、旧1000形の雰囲気を一層再現するため、室内灯照明を暖色系照明に変更し、側面予備灯も点灯させて走行します。

 また、2024年5月3日(金・祝)〜6日(月・休)限定で、東西線葛西駅が最寄りの地下鉄博物館では、1001号車(国の重要文化財)の車内特別公開も実施される予定です。