2025年度卒業予定の学生300名を対象にした就職活動に関する調査が行われ、72%の学生が内定を獲得していることがわかりました。

この調査は、ダイレクトリクルーティングサービスを提供する株式会社ABABAによって実施され、学生たちの現在の就職活動状況やゴールデンウイークの過ごし方、さらには「オヤカク」と呼ばれる親の就職活動に対する考え方などのアンケート結果が公開されています。

内定保有率が72%に達していることから、学生たちの就職活動が本格化していることがうかがえます。選考エントリー数に関しては、約半数の学生が1〜10社と回答し、内定保持数については1〜3社と答えた学生が84%に上りました。特に内定が1社のみの学生は約4割を占めています。

ゴールデンウイーク期間中の就職活動については、内定ありの学生22%、内定なしの学生35%が「一旦就職活動から離れ、リフレッシュを図る」と答えましたが、多くの学生はこの期間も就職活動を継続する傾向にあるようです。

また、就職活動において親からアドバイスを受けている学生は61%、一方、企業による「オヤカク」に対しては78%が不要と感じていることが判明しました。さらに、親からの反対があっても内定を辞退しないと答えた学生は84%に上り、学生たちの自立心が強いことがわかる結果になりました。

また、「あなたが就職活動についてアドバイスを求めるとき、誰の意見を一番信頼しますか?」という質問に対しては、1位が友人の38%、2位が両親の33%、3位がサークル・ゼミの先輩の28%の回答となりました。

-調査概要-

調査対象:ABABAに登録している2025年卒業予定の就職活動生
調査機関:株式会社ABABA
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年4月24日