日本画の秀作を集めた日本美術院の巡回展、再興第108回院展が、江津市の今井美術館で開かれています。

25日はオープニングセレモニーが開かれ、関係者がテープカットをして開催を祝いました。

院展は1898年、明治31年に創設された日本で一番歴史が古い公募展で、毎年9月を皮きりに東京展から全国を巡回しています。

会場には、内閣総理大臣賞に選ばれた、日本美術院同人・番場三雄さんが描いた「上杉家御廟所」をはじめ、現代日本画を代表する150号以上の大型サイズの作品、65点が展示されています。

また、出品作家によるギャラリートークが開かれ、松江市出身の同人・宮廻正明さんが作品に込めた思いなどを語りました。

再興第108回院展は、江津市桜江町の今井美術館で6月16日まで開かれています。