新型コロナウイルス対策の国の雇用調整助成金およそ670万円をだまし取った疑いで、福島県いわき市の会社役員の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、いわき市の会社役員・三嶋恒紀容疑者(37)です。
三嶋容疑者は、いわき市で美容室やエステサロンを経営していて2020年3月から6月にかけて、従業員を休ませたとうその申請をして、新型コロナの影響を受けた企業などに国が休業手当を助成する雇用調整助成金670万円あまりをだまし取った疑いが持たれています。
警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
三嶋容疑者の会社が不正に受け取っていた助成金は総額で3100万円にのぼるとみられ、警察は余罪を含め調べています。