天童市できのう、大学ラグビーの強豪明治大学と慶應義塾大学の招待試合が行われました。県出身選手も出場し力強くプレーしました。

創部100年以上の歴史を誇る明治と慶應のラグビー部。この試合は、生のラグビーを見てもらうことでラグビーに興味を持ってもらい競技人口の増加につなげようと県ラグビー協会などが開いたものです。

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伝統ある強豪校同士の試合を見ようと会場には2000人を超えるラグビーファンが集まりました。

前半は開始早々慶應がトライを決め先制するも、明治がトライ取り返すなど、一進一退の展開となります。

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後半に入ると、明治は山形中央出身の菊池選手、慶應は山形南出身の長瀬選手がそれぞれ出場します。

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明治の菊池選手がラインアウトをキャッチすると、明治はそのプレーをきっかけにドライビングモールで前進しトライを奪います。

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負けじと慶應の長瀬選手はボールに絡みトライを狙いますが明治の固い守りを崩せません。

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結局、明治大学が56対45で競り勝ち、伝統の一戦を制しました。

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集まった山形のラグビーファンは、めったに見られない大学ラグビーの強豪同士の試合を堪能していました。

慶應義塾大学4年 長瀬穣一郎選手(山形南高校出身)「山形出身の選手として、憧れの慶應義塾大学で黒黄のジャージを着てこの試合に出れた事が一生の宝物になった。是非山形県のラグビーがより盛り上がってくれたら嬉しい」

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明治大学3年 菊池優希選手(山形中央高校出身)「きょうは地元という事で精一杯プレーしたんですけど結構タフな試合で、チーム、個人としても課題が残る試合でそこをしっかり修正していきたい。今山形のラグビーの人口が少ない中で強い大学に行ってやりたい人は思い切ってラグビーを楽しんでもらいたい」

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試合後は、両チームの選手たちがスタンドのファンや地元の中高生らと記念撮影をする姿もみられました。

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