東京・江東区にある築約50年の「南砂団地」。入居者の半数ほどが65歳以上の高齢者です。ランチ時は、団地の外から大勢の客が。お目当ては「牛ばら肉ビール煮」。なんと、空き店舗にビール醸造所を造っていました。

店主
「団地内だから安く借りられた」

立川市にある「若葉町団地」は53年前から入居開始。人気の店は12年前オープンした洋食レストラン「てくたく」。一日4、5回来る人もいます。人気は6種類のおかずが盛られた「おばんざい定食」。この料理を求めてやってくる客。いつしか、交流の場になっていました。

■“新感覚バーガー”求め…団地外から客

南砂団地

江東区の東陽町駅から徒歩5分。完成からおよそ50年、8棟で構成される南砂団地。入居者のおよそ半数が、65歳以上の高齢者です。

10年ほど前は、商店会の存続が危ぶまれることがあった

かつて団地には、精肉店や青果店など42店舗がありました。それから50年、大半の店が入れ替り、39店舗が営業していますが、10年ほど前は閉店してしまうケースが増え、商店会の存続が危ぶまれることがあったといいます。

丸長青果店(50年営業)野々山肇子さん(65)
「お店を持っているかたが高齢化して、やめざるを得ない。今よりも2割お店が閉まったことがあった」
団地内で、ひときわおしゃれな外観のお店

そんな場所で、ひときわおしゃれな外観のお店を発見。お昼時は、若い客で満席です。

団地外から来店(30代)
「(以前)すごく並んでいるのを見かけて、いつか来ようと」
団地外から来店(20代)
「SNS見て、調べたら近くだったので」

実は、客のほとんどは、団地の住民ではありません。

レモンチーズバーガー

お目当ては、レモンチーズバーガー。100%ビーフにゴーダチーズ、シロップ漬けのレモンがのった新感覚のバーガーです。

団地外から来店(20代)
「見た目がインパクトあって。レモンがきいていて、おいしいです」
ルイスハンバーガーレストラン 小塚研介オーナー

おととしオープンした「ルイスハンバーガーレストラン」。なぜ、高齢化が進む古い団地に出店したのでしょうか?

ルイスハンバーガーレストラン小塚研介オーナー
「団地の敷地内なんですけど、人通りが多かったのと賃料が安かった」


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