俳優の窪塚愛流(20)、女優の蒔田彩珠(21)が30日、都内で行われた映画「ハピネス」完成披露試写会イベントに登場した。
作家・嶽本野ばら氏の同名小説が原作。余命1週間と宣告されつつも、自身の運命を受け入れて生きる女子高生・由茉(蒔田)と、彼女の突然の告白に戸惑いながらもそっと寄り添う恋人・雪夫(窪塚)の青春ラブストーリー。
映画初主演の窪塚は「自分の全力を注ぎ込んだ作品」と胸を張り、蒔田は「どんよりする作品なのかなって構えてしまう人もいると思うけど、この映画を見て生きることと向き合ってほしい」とアピールした。
物語にちなみ、“自分の人生を変えるような奇跡の出会いは?”と聞かれると、窪塚は「14歳の時に妹が出来たんです。それが一番(の出会い)」と返答。「最近、結構、面白いことを言うようになってきて、自分が挫折しそうになったときに妹が書いてくれた手紙を見るとすごく元気をもらえる。自分をお兄ちゃんにさせてくれてありがとうっていう気持ち」と思いを語った。
同作も見てくれたといい、「ちょっと蒔田さんに嫉妬したっぽくて、手紙に書いてあった妹のコメントがめっちゃ可愛いかった。僕、妹に『ある』って呼ばれているんですけど、『あるにふさわしいのは私』って書いてあった」と明かし、「だよね〜」と頬を緩ませた。
5月17日公開。