俳優の舘ひろし(74)、柴田恭兵(72)、女優の土屋太鳳(29)らが3日、横浜で行われた、映画「帰ってきた あぶない刑事」(原廣利監督、24日公開)の完成披露舞台挨拶に登壇した。
1986年のドラマ放送開始から38年、劇場版の前作「さらば あぶない刑事」から8年ぶりに最強のバディームービーが復活。今作では、再び横浜に戻り、探偵の仕事をスタートさせようとするタカ&ユージの前に、“依頼人第一号”として“娘”(土屋)が現れ、彼女の依頼により母親探しを始める。
舘は8年ぶりの劇場版に、「8年間空いていた気が全くしない。つい3年ぐらい前に『さらば〜』を撮ったような感じ。(今作の)お話をいただいた時に、すごくうれしくて、すぐ『やりたい!』と思いました」と語った。柴田も「絶対ヒットします!とてもステキな映画が出来ました」と太鼓判を押し、撮影についても「舘さんと会えるのが本当に楽しくて、(仲村トオル、浅野温子を含む)この4人がそろうと本当に最強だなという感じがして、実家に帰って来たような感じで(撮影が)始まりました。役作りとかの準備は全くいらない」と振り返った。
土屋は「夢のような撮影でした!私の家族も本当に“あぶ刑事”が大好きなので、今でも信じられないぐらい、うれしさでいっぱい」と大喜び。また、二人に初めて会った時のことを振り返り、「お二人がスーツを着ていらして、その立ち姿を見て、カッコ良過ぎて、目からうろこがボロボロ落ちました。よく宇宙に行った人は、地球の輝きを見てすごく驚くというので、そんな気持ちです」と独特な表現でほめまくり、笑いを誘っていた。