次世代の太陽電池「ペロブスカイト」の耐久性を検証する実験が都内の港で始まりました。

 ペロブスカイト太陽電池がつくった光で照らすのは、縦4メートル、横20メートルのエンブレムです。

 ペロブスカイト太陽電池は現在、普及している太陽電池よりも軽くて柔軟性があるほか、光が弱くても発電することができます。

 一方で、耐久性が低いことが課題です。

 都と積水化学工業は東京港にある国際クルーズターミナルで、塩害や風の強い環境に対する耐久性の検証を始めました。

 積水化学工業は来年の事業化を目指しているということです。