能登半島地震の発生から1日で4カ月が経った。大規模な火災で壊滅的な被害を受けた石川県輪島市の観光名所「輪島朝市」をめぐり、復興に向けて少しずつ歩み始めている人々と、再建を決意する輪島朝市組合長の思いを聞いた。

4月23日。

輪島朝市と、露店が立ち並んでいた本町商店街の復興に向けて、街づくりの在り方を考える検討会の第1回目が開かれた。輪島朝市組合と、本町商店街振興組合から20~40代の若手店主ら十数人が参加、復興に向けた未来へのビジョンについて意見交換した。

復興に向けた街づくりの在り方を考える検討会に参加した若手店主たち=2024年4月23日、HAB北陸朝日放送

行政側として参加していた輪島市職員の古戸直美さんによると、7月までに複数回の議論を重ね、復興案として市に提出する。2年後の2026年1月に営業再開できることを目標とし、2028年には観光客数を50万人まで復活することを目指すという。

検討会では、「若手の作家が作品を展示できるような“チャレンジショップ”があると良いのでは」「子どもがワクワク楽しめたり、家族連れが長時間滞在できるような町にしたい」といった意見がでるなど、未来の輪島朝市を真剣に議論する若手店主たちの姿が印象的だったという。

5時間以上にわたって開かれていた検討会を、時折メモを取りながら見守っていた人がいる。輪島市朝市組合の冨水長毅(とみず・ながたけ)組合長(55)だ。


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