フランスのマクロン大統領が選挙制度の変更を巡って暴動が続いている南太平洋のフランス領ニューカレドニアを訪問しています。

 フランスのマクロン大統領は23日午前、ニューカレドニアに到着しました。

 ニューカレドニアではフランス系住民の地方参政権の拡大案を巡り、独立派の先住民の若者らを中心とした抗議活動が13日から始まり、暴動に発展しました。

 これまでに6人が死亡していて、フランス政府は15日に非常事態宣言を出し、夜間の外出や集会などを禁止しています。

 マクロン大統領は事態を収拾するため、選挙制度の変更に反対している独立派の代表者らとの対話を模索するとみられます。