バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長は、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督(65)招へいに向けた交渉が大詰めと認めた。

ブンデスリーガのタイトルレースでレバークーゼンに大きく後れを取っていたことから、2月にトーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りの退任を発表したバイエルン。しかし、新指揮官として見込んでいたレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督はそれぞれ所属先での続投を表明したことで、後任探しを続けていた。

そんな中で、クラブはかねてより高く評価していたラングニック監督に接触。これまでシュツットガルトやハノーファー、シャルケ、ホッフェンハイム、RBライプツィヒなど、主にブンデスリーガで監督を歴任してきた指揮官との交渉を続けてきた。

一部ファンからは就任反対の署名がされるなど、全体から歓迎されるムードではないが、ハイナー会長はドイツ『スカイ・スポーツ』にてラングニック監督との交渉が大詰めだと明言。クラブにとってベストな選択であると強調している。

「ラルフと我々は、非常に良い話し合いができている。とはいえ、(正式発表までは)あと数日待つ必要があるだろう」

「彼はフットボール界における優れたエキスパートだ。選手やチームを成長させる、素晴らしい能力を持っている。オーストリア代表から聞こえてくるのは、とてもポジティブなことばかりさ」

「もし彼が来るなら、我々にとって非常に良い選択だろう。ここからあまり時間がかからないことを願っている。最終的なゴーサインがいつ出るかはわからないが、方向性が決まるまでそう長くはかからないだろう」

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