ヨーロッパリーグ(EL)決勝、アタランタvsレバークーゼンが22日に行われ、アタランタが3-0で快勝した。

準決勝でマルセイユを下しクラブ史上初の欧州カップ戦決勝に進出したアタランタと、昨季敗れたローマにリベンジして決勝に進出したブンデスリーガ無敗王者レバークーゼンによるファイナル。

アタランタはスカマッカ、デ・ケテラエル、ルックマンの3トップとする[3-4-2-1]で臨み、レバークーゼンはアドリ、ヴィルツ、フリンポンの3トップとするこちらも[3-4-2-1]で臨んだ。

戦前の予想通り、マンツーマンでハメにいくアグレッシブな入りを見せたアタランタが12分に先制する。CKの流れからコープマイネルスのパスを受けたザッパコスタがボックス右に侵入し、流し込んだクロスをルックマンが合わせた。

さらに26分、勢い付いたルックマンが個人技でドッピエッタ。ボックス手前左でカットインしミドルシュートを突き刺した。

流れを掴めないレバークーゼンは35分にようやく好機。パラシオスの浮き球パスでボックス左に抜け出したグリマルドがループシュートを狙ったが、GKムッソに阻まれた。

その後、43分にデ・ケテラエルがミドルシュートでGKコヴァルを強襲したアタランタが2点のリードを持って前半を終えた。

迎えた後半、スタニシッチに代えてボニフェイスを最前線に投入したレバークーゼンは、フリンポンを右サイドに回した。しかしボニフェイスが起点となったものの、好機を作るには至らない。

69分にはグリマルドに代えてフロジェクを投入し、左サイドにはアドリを回した。

しかし75分、アタランタが勝負を決める。決めたのはトリプレッタとなるルックマン。カウンターの流れからスカマッカのパスをボックス手前左で受けたルックマンがタプソバを外して左足を一閃。強烈なシュートを突き刺した。

終盤にかけては5バックとしてしっかり守りきったアタランタが3-0で快勝。3冠の可能性があったレバークーゼンの無敗記録を51試合で止め、EL初優勝を飾っている。

CL決勝は6/2 午前4時キックオフ
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