日蓮宗の総本山身延山久遠寺で新しい法主の就任をお披露目する式典が開かれました。
千葉県にある常在山藻原寺の住職や身延山学園の理事長などを務めてきた持田日勇さん(87)は前の法主が亡くなったことに伴い、750年の歴史を誇る身延山久遠寺の93代目の法主に就任しました。
7日は日蓮宗信徒が集まってお披露目の式典が開かれ、出席した約800人がお経を読んで法主の就任を祝いました。
そして持田さんは「日蓮宗で連携し日本の社会福祉の向上と世界平和に尽力していきたい」などとあいさつしたほか「愛される身延山を発展させていきましょう」と呼びかけました。
なお身延山久遠寺では8日、亡くなった前の法主 内野日総さんの葬儀が執り行われる予定です。