警察官を名乗る男にキャッシュカード4枚を渡し、70代の女性が約212万円をだまし取られました。



17日、山梨県甲斐市の70代女性の家の固定電話に警察官をかたる男から電話がありました。



警察官をかたる男:
「空き巣の犯人を逮捕しているが、キャッシュカードは盗まれていないですか?」
「あなたのキャッシュカードから30万円が下ろされています。救済法の手続きをと取ります」

このため、女性は持っていたキャッシュカード4枚の口座と暗証番号を伝えました。

その後、再び電話がありました。

警察官をかたる男:
「手持ちのキャッシュカードは証拠品として裁判所に提出します。これから刑事が自宅に行くのでキャッシュカードを渡してください」




女性は正午ごろに自宅を訪れた警察官を名乗る男にキャッシュカード4枚を渡しました。

そして知人にこの出来事を話したところ、詐欺が疑われるため警察署に被害を届け出て、口座からは211万8000円が引き出されていたことが判明しました。