山梨県の大月短期大学の入試で出題ミスがあったことが分かりました。



ミスがあったのは今年の3月19日に行われた令和6年度の一般入試で、科目は英語です。

大学によりますと、その問題は選択肢の単語を並び替え、正しい文章を導き出すものでしたが、正しく並び替えができないようになっていたということです。

試験が終わった19日の午後、採点のため回答例を確認していたところミスが分かりました。

その問題については全員を正解として扱い、再採点を行った結果、合否判定への影響はありませんでした。



公表がミスの判明から2か月後になったことについて、大学は内部で対策の検討と文部科学省への報告に時間がかかったためだとしています。

大学では、今後このようなことが起こらないよう、チェック体制を強化し再発防止に努めるとしており、「出題ミスによる合否判定に影響がなかったとはいえ、学生に対し発表が遅くなり申し訳ない」とコメントしています。