■これまでのあらすじ
清一は昔からプレゼントのセンスがズレていた。そうした感覚のズレに目をつぶって結婚した静香だったが、新婚旅行を計画した際に、喜ばないと怒って手が付けられなくなる清一の本性を目の当たりにして絶望する。出産後も夫からのいらないプレゼントへの感謝の強要は続き、反論すると大声で怒鳴り散らされるため、静香は地雷を踏まないように怯えて過ごしていた。
そんななか、夫婦の共有財産から勝手に高級車を買ってきた夫。静香は返品するように言うが、逆ギレした清一から激しく罵倒され、もうやっていけないと心が折れる。友だちの家に逃げ込んだ数日後、静香が離婚を心に決めて帰宅すると、自宅には…!?

【妻SideStory】






玄関にアクアリウムが設置されていました。「静香には癒しが必要だから」と清一は言いますが、そのあとに続いた言葉は「水槽の掃除頼んだよ」でした。
いらないものを押し付けられ、掃除をさせられ、感謝まで強要される。やっぱり、この人とはもうムリだと思いました。
私が喜ばないと、案の定、清一は逆ギレし出しました。銀行口座を確認したことを告げた途端、壁を叩きながら「金の亡者め!」と私を罵り、手を振り上げてきて…。
頭を冷やすのは…あなたの方です!


※この漫画は実話を元に編集しています
脚本:日野光里、イラスト:みちこ
(フィクション・スタジオ)