ことし4月11日に亡くなった歌手パク・ボラムさん(30)の死因が、“急性アルコール中毒”と推定されるという、国立科学捜査研究所(国立科学捜査院)の最終解剖結果が出た。

 23日(本日)、ナムヤンジュ(南楊州)南部警察署によると警察は最近、国立科学捜査院から「(パク・ボラムさんは)急性アルコール中毒で死に至ったと推定される」という内容の、最終解剖結果報告書を受け取った。

 死亡当時、パク・ボラムさんは肝硬変と脂肪肝などによる疾病で、健康状態が良くなかったことが確認された。

 パク・ボラムさんは4月11日、キョンギ(京畿)道・南楊州市にある知人宅で、知人らと酒を飲んでいた中、トイレで倒れた状態で発見された。これを見つけた知人が警察に通報し、救急救命室へ運ばれたが結局亡くなった。

 警察は、死亡当時特別な外傷は発見されなかったため、国立科学捜査院に解剖を依頼しその結果、他殺、自殺の痕跡はないと確認された。

 パク・ボラムさんは、2010年にMnetのオーディション番組「スーパースターK2」に出演し、高いボーカルの実力と屈強な性格で世間に注目された。特に、2014年「きれいになった」で正式デビューすると、オーディション出演後に約32キロ減量した姿で登場して話題を集めた。デビュー曲は、Melon年間チャート19位にランクインした。