【ニューヨーク=小林泰裕】8日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比172・13ドル高の3万9056・39ドルだった。値上がりは6営業日連続で、4月上旬以来、約1か月ぶりに3万9000ドル台を回復した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化への懸念が後退したことで、航空機大手ボーイングや金融大手JPモルガン・チェースなどの銘柄が値上がりした。

 IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は29・80ポイント安の1万6302・76だった。米国の主要約500銘柄で構成するS&P500の終値は0・03ポイント安の5187・67だった。