宮城県栗原市一迫真坂の一迫山王史跡公園あやめ園で、紫や黄など色とりどりのハナショウブが見頃を迎え、訪れる人の目を楽しませている。
同園関係者によると、約1万3000平方メートルの園内には、ハナショウブのほかアヤメやカキツバタなど約300種類22万株が植えられている。ハナショウブが見頃となり、今月いっぱい楽しめそうという。
親族3人で訪れた石巻市の男性(75)は「梅雨の季節を彩ってくれるハナショウブを見ると落ち着く。種類が多いのもいい」と話していた。
入園料は一般520円、高校生以下260円。13日から「あやめ祭り」が始まり、来月3日までの期間中、様々なイベントが予定されている。