【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が新型コロナウイルスの影響で封鎖していた国境を開放してから初めて中国人留学生の入国を認めたことが3日、分かった。

 在北朝鮮中国大使館は2日、ホームページに中国人留学生たちが平壌国際空港前で撮影した写真を公開した。

 大使館側は「平壌に中国政府奨学生41人が無事到着した」と報告。「新型コロナウイルス禍以降、北朝鮮が外国留学生の入国を認めたのは初めて」として、両国の留学交流事業が本格的に再開したと明らかにした。

 また、私費留学生45人も先日、北朝鮮に入国し留学生活を始めたと伝えた。

 北朝鮮は新型コロナウイルスの流入を防ぐため閉鎖していた国境を昨年開放したが、外国人の入国はロシアと中国の政府関係者やロシア人観光客などに制限してきた。