2024年5月に行われた韓国公演を皮切りに、日本で同月11日の大阪・京セラドームから「2024 NCT DREAM WORLD TOUR <THE DREAM SHOW 3 : DREAM( )SCAPE> in JAPAN」と題して、自身初のドームツアーを開催中のNCT DREAM。

 5月25日、26日には初の単独東京ドーム公演が開催され、約10万人の観客と一体感あふれるステージを3時間にわたり披露した。

 前回の日本アリーナツアーで、追加公演として京セラドームで初の単独ドーム公演を経験した彼らは、今回初の単独東京ドームのステージに、思いを噛みしめるような表情を見せた。

 MCでは「練習生の時から、東京ドームは夢に見た特別な場所でした」「皆さんは、僕たちの夢をいつも叶えてくれる存在です。今日も僕たちの夢を叶えてくれて、本当にありがとうございます」と、夢のステージに連れてきてくれたファンへ、感謝の気持ちを伝える。

 ステージを思い切り楽しむことを、彼ら自身が体現し、ファンもその姿に魅了され、大合唱をしたり、ダンスを一緒に楽しんだりと、大きな会場は一体感で包まれた。

 5月8日に、NCT DREAM2枚目の日本オリジナルシングル「Moonlight」の同名タイトル曲が先行配信され、配信開始とともに「AWAリアルタイムランキング」「iTunes K-POPジャンルソングランキング」で1位を記録するなど話題になっていたが、公演でもそのパフォーマンスは、今回の大きな見どころとなっている。

 マークとジェミン、ジェノとチソン、ヘチャンとチョンロに分かれて見せるサビのペアダンスでは、それぞれが魅力あふれるパフォーマンスを披露。目がいくつあっても足りず、一公演ごとの楽しみになること間違いなしだろう。

 冒頭から、今年3月に韓国で発売された最新アルバム「DREAM( )SCAPE」の世界観がたっぷり楽しめるハイクオリティーなパフォーマンスから、異世界を体験しているかのような「Moonlight」のステージまで、幅広い表現力を発揮。

 6月2日のナゴヤドームまで続く本ドームツアー。

 発表するフルアルバムは、全てトリプルミリオンを達成してきた、NCT DREAMの次なるステージに、期待が膨らむ。

(よろず〜ニュース編集部)