4月の大東市長選で当選した逢坂伸子氏が7日、初登庁した。逢坂市長は就任の記者会見で、市職員の服装について、ジーンズでも一年中ノーネクタイでもOKなど、自由にする方針を明らかにした。

 逢坂市長は服装自由化の理由として、「男女関係なく、いつでも現場を走り回る。職員の意識をそう変えていきたい」と説明。職員の経済的負担の軽減も挙げた。家で洗濯できる服装にすればクリーニング代が節約できる、という考えだ。「セレモニーなど特殊な場合はスーツ着用となるかもしれないが、日常の仕事では、職員それぞれの自由な選択に任せる」と述べた。

 また、市役所の会議室などを土日に開放する方針も明らかにした。予約さえしてくれれば無料で貸すという。逢坂市長は「役所は市民のものですから、おおいに使ってください」と呼びかけた。(編集委員・中島隆)