8日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。下げ幅は一時500円を超え、3万8200円台を付けた。市場への影響が大きい半導体関連株を中心に売られ、相場を押し下げた。前日の米国株式市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が下落した流れを引き継いだ。

 午前終値は前日終値比531円71銭安の3万8303円39銭。東証株価指数(TOPIX)は33.52ポイント安の2712.70。

 平均株価は前日に600円近く上げた反動から、当面の利益を確定させる動きも出た。ただトヨタ自動車など堅調な業績が見込まれる企業決算発表を前に投資家には様子見ムードもあり、下値は堅かった。