Nidal al-Mughrabi Steve Holland Mohammad Salem

[カイロ/ワシントン/ラファ(ガザ地区) 8日 ロイター] - イスラム組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザ南部ラファ市の東部でイスラエル軍と戦闘中だと明らかにした。住民によると、戦闘はまだ郊外で行われている。

イスラエルはラファへの大規模な攻撃を予告しているが、西側諸国と国連は人道的大惨事になると警告している。

イスラエル軍は7日、ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所のパレスチナ側を掌握したと発表した。

住民によると、検問所を制圧するために進駐してきた戦車はラファ市街地には入っておらず、銃撃戦はまだ市の境界外で行われているという。

また、ハマス、ガザの過激派「イスラム聖戦」、パレスチナ自治政府主流派ファタハの武装部門はそれぞれ別の発表文で、ガザ地区中央部で銃撃戦が続いていると明らかにした。ガザ北部の住民によると、ガザ市の東部地域と各地区にイスラエルが激しい戦車砲撃を行った。